福岡腰痛センター

腰痛について
腰痛と言っても色々あります。

☆一般的なぎっくり腰等、急性腰痛の場合で、病的で無い状態の場合
筋肉や筋膜と呼ばれる繊維に問題を生じる場合が殆どです。曲げるのも伸ばすのも辛い場合が多く、私も経験がありますが、かなり辛いものです。
施術すると4〜5日程で回復、また自然だと1,2週間かかる場合が多いですし、数か月に及ぶ場合もあります。
もちろん適切な処置をすれば回復しますが、早い内に施術をしないと二次災害の恐れもあり危険です。
私が診た中では最大で8ヶ月の方がおられました。
数回の処置で期間10日程で完治しました。

☆一般的慢性腰痛
慢性の場合は日常生活での姿勢が影響します。
仕事や日常生活を経て、経年的に固定化が生じ、運動機能的異常を示します。回復させるには数回の施術が必要ですが、結果的に繰りかえす場合が多いので、定期的なチェックが必要となります。
状況が悪い場合は、病的問題に移行しやすいものです。
特に、変形した腰椎等が神経を脅かすものです。
ひどい場合は脊髄神経を脅かす場合もあり危険です。
そうなると、脊柱管狭窄症という病態となり手術が必要になります。早い段階での処置が望まれます。

☆病的腰痛
様々な病的腰痛があります。
病的状態に陥ってしまうと、当院の様な手技療法での対処ではなく、病院で適切な処置を受けて頂く事になります。但し、いずれにしても現病態に陥るきっかけを作った要因というのは、病院では対処が難しいのが現状です。病院での治療と共に、信頼の置ける先生の元で、要因を作った部位の処置をするべきだと考えます。

☆その他腰痛
腰痛には一過性の腰痛も存在します。
腰とはお腹も含めて腰を守っています。
ですのでお腹を含めた問題、内臓から来る腰痛などです。他にも下肢が原因を作った腰痛や、ちょっとした鍵のかけ違いで下肢の痺れも生じる場合があるのです。
例えば骨盤が関与した場合に、臀部の筋肉に神経が圧迫されて神経痛が発症する場合等がそれです。

もっともっと色々なケースがありますのでなんでもご相談頂いて、患者様と直接話し合いながら、一つ一つ大事に紐解いてゆく事で回復に導ければ幸いな事です。